6月16日(日)のホーキング(小6~中3)クラスの報告です。
テーマは「砂糖をつくろう」です。
砂糖。
塩をつくるのは、なんとなく想像がつきます。海水を煮詰めたり
天日に干したらいいんだよね。
砂糖は……、さとうきびを、どうするの?
なんかしぼって、薬品まぜる? 煮る? でも熱したら、べっこうあめ
みたいに茶色くなるだろうし、乾燥させただけじゃ、
オレンジジュースこぼしたときみたいにねちょってなりそう。
あの粉ってどうやってるの?
というごく個人的な疑問から、砂糖作りはスタートしました。
さとうきびをかじってみたり。
さとうきびをたくさん使い、時間がかかった割には、お砂糖はそれほど
たくさんはできませんでした。
普段手軽に手に入ることのありがたみがわかるというものです。
(そもそも昔の日本では砂糖は貴重すぎて医薬品として取り扱われていた)
私たちは過去の莫大な知識、知恵、創造物の蓄えを得て暮らしています。
医療にしても、天才がいればOKなのではなく、たくさんの臨床試験の上で、
この薬は効く、という結果だけを使っています。
と知ってはいるのですが、実感はしませんよね。
私たちはどれだけのものを得ていて、そして後世に何を残していくのでしょうね。
瀧口