新入社員を紹介します!

こんにちは。瀧口です。
新入というか4月から入社してくれた社員さんを紹介します!

私(瀧口)の野望は世界を平和にすることです。まずはガリレオサイエンス教室を全国に広げ、日本中を幸せにすることが当面の目標ですので、素敵な人財が来てくれてとてもうれしく思っています。みなさん今後よろしくお願いいたします!

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名前:原田 敏希(はらだ としき)

出身:兵庫県豊岡
座右の銘:挑戦なくして前進なし。
得意技:卓球、鉛筆画、英会話(簡単な日常会話レベル)、大食い、早起き

こんにちは。原田と申します。
食べることが大好きで、休日によくラーメン屋さんへ行きます。それぞれのお店のラーメンがおいしそうだからという理由もありますが、それだけではありません。店員さんの「いらっしゃいませ!」の声で、元気をもらえること。替え玉をお願いすると、満面の笑顔で「ありがとうございます!」と言ってくださること。帰るときには「またお越しください!」と、お店から出るまで見送っていただけること。店員さんの1つ1つの心配りで、私はいつも幸せな気持ちになります。「あそこに行けば、幸せな気分になれる」と分かっているからこそ、よくラーメン屋へ行くのです。そして私も、いろんな方々が「幸せだ!」と感じられる場所をつくりたいと思うようになりました。

ただ、私はラーメン屋ではなく、教職の道を選びました。今を生きるお子さんたちに、私と同じ思いをしてほしくないからです。
私はこれまで、周りのいろんな人と比べられてきました。小学生のときは、てきぱきと何でもこなす友達と。中学生のときは、成績優秀だった同級生と。高校生から今に至るまでは、日本やメジャーリーグで活躍している、同年代のプロ野球選手と。
「○○くんは、こんなにすごいのにね。」
この言葉を聞くたびに、「自分は、何にもできないのか」と思うようになり、そのうち「自分の居場所は、ここにはないのか」と考えるようになりました。言っている人からすれば、私に発破をかけているつもりなのでしょう。でもこの言葉によって、私のやる気が上がるどころか、ただ傷つきました。しかし、当時私の周りにいた大人たちは、その言葉によって私が傷ついたことに気づいていませんでした。本当は、誰かと比べられるのではなく、あるがままの自分を見てほしかったのです。
幼少期に「自分の居場所がない」と思うことほど、辛いことはないと思っています。だから、まずは私が、目の前のお子さんのあるがままの姿を受け入れられる人になろう、と決めました。

その思いから、2020年度までの8年間、小学校教師として働いていました。学校によりますが、小学校ではほぼすべての授業を学級担任が行います。私もこれまでに、国語や算数、体育など、さまざまな教科の授業をしました。すると、あることに気づいたんです。
「あれ? 理科って楽しいぞ!」
それまで、私は理科が大の苦手でした。いくら勉強しても理解できなかったからです。小・中学生のときにどんどん苦手意識が強くなり、高校では迷わず文系を選びました。その頃には、「どうせ自分には理解できないから」と諦めていました。教員養成課程の大学へ進学した後も、理科への苦手意識から、理科の授業を自分でする可能性のある小学校か、授業をしなくてもよい中学校か、どちらで教師をするか非常に悩んだのを覚えています。結果、小学校教師の道を選びましたが、大丈夫だろうかと不安でした。
ところが、教師として働き始めてから、理科に対する意識が変化しました。
授業の前に、必ず「予備実験」をします。これは、仮説があっているかどうかを確認するため、本格的な実験をする前に行う大まかな実験のことです。このとき、自分で実験を進めていくと、それまで分からなかったことが理解できたんです。「あれ? なんだ、そういうことだったのか」と。
理解できた瞬間、私の心が躍りました。「やればできるじゃないか」と思いました。このワクワクした気持ちをもったまま、理科の授業をしました。すると、お子さんたちもすごく興味をもって学ぶようになりました。当時の私が好きだった社会の授業よりも、です。
そこで、私は気づいたんです。どうやら、理科には人をワクワクさせる力がある。分かると、楽しい。そして、自分はやったらできるんだと思える。そんな瞬間が生まれやすいのが理科である、と。そう思ったとき、私は理科が大好きになりました。

理科についてもっと深く知りたい。学びたい。そして、私が感じたように、お子さんが「自分はやったらできるんだ!」と思え、ありのままの自分でいられる場所をつくりたい。日に日にこれらの思いが強くなっていきました。

そんな中、ガリレオサイエンス教室と出会いました。豊かな人生とは何かを常に考え、お子さんたちのありのままの姿を受け入れて、授業を楽しまれている先生方。誰かの顔色を窺わず、「こうしたらいい」と思ったらすぐに行動し、生き生きとした表情で学んでいるガリレオ生の皆さん。ガリレオサイエンス教室に関わるすべての方々の姿に、私は衝撃を受けました。そして、「ここでなら、なりたい自分になれる」と思い、この度入社させていただきました。

子どもであろうが大人であろうが、「幸せになるために、自分は変わるんだ!」と思った瞬間から、人生は変わります。それは、どんなタイミングであれ、決して遅すぎることはありません。これから、皆さんと一緒にお子さんの成長を温かく見守り、支えていけるよう努めて参ります。今後ともよろしくお願い致します。