1万年後を考える

こんにちは。瀧口です。

唐突ですが。

 

人生を何に使うか、ですが。

自分のことだけを考えても良いですし、家族のことも考える、でも良いです。

もっと大きな範囲で考えても良いです。

自由です。

 

ただ、よくある

「最低限、自分とその家族の幸せだけは守る」

という範囲で生きる場合。

 

たしかに最低限としてはそうだと思いますし、立派に見えます。

普段もっと大きな範囲の幸せを考えていて、最悪の場合でも、家族だけは守る、というのはOKかと思います。

 

が、普通「自分とその家族の幸せ」と考えた場合、他の家族のことや、人類の子孫のことまで考えが及ばなくなります。

たとえば原発がどれほどリスクがあって費用がかかるかということがわかっていても、原発によって利益を得ている人は、決してやめさせませんよね。もうやめた方が良いのは日本の多くの人が分かっているのに、やめさせない。

「金が入れば自分とその家族の幸せは守れます」ので、それで良いと思ってやっています。

ただ、自分の生きている間はそれでよいかもしれませんし、自分とその家族の代くらいであればそれが通用しますが、100年後どうなっているか。

自分の子孫を含めた人類が、1万年後に幸せに笑って生きられる社会が作れるか。

自分の今やっている行動が、そこにつながるかどうか。

そこまで考えて普段の生活をしないと、無意識のうちに地球の資源を無駄遣いし、子孫の取り分を奪ってしまいます。

 

自分自身の生きる目的と、ガリレオサイエンス教室を経営する目的を考えたときにこの「1万年」の考え方が出てきました。100年とかではなくて、永続的に、地球で子孫がやっていけるように。

戦争、飢餓、虐待、宗教等の問題をどう解決するか。現在の食料の生産量があれば、全人類が食べていけるだけあるのに、それが分配されていない事実。今の人類の資源と能力をもってすれば、全人類が幸せに暮らせる社会が作れるはずなのに。どうやって全人類が幸せに暮らせる社会を実現するか。

ガリレオサイエンス教室の経営理念は

「全従業員の物心両面の幸せを追求する。同時に、すべての人が人生を自分らしく豊かに生きる社会づくりに貢献する。」

です。

その行動指針は

・人として正しいことをする。

・一流企業である。

・100年企業である。

・1万年後に人類(われわれの子孫)が、世界中で幸せに暮らせる状態を作る。

です。行動指針は今考えました。(経営理念は以前から従業員には公開していたものです。行動指針はこれから整えていきます。)

教育を通して、すべての課題の解決を図ります。

以上、考えていることの表明でした。

ではでは。

瀧口