こんにちは。瀧口です。
3月1日(日)のパスカル(小4)日曜日午後クラスの報告をいたします。
テーマは「電車を走らせよう」です。
市販のNゲージ(模型電車)のキットを組み立てるだけで大騒ぎ。
サイエンス歴の短いお子さんはすぐに「これどうやってやるの?」と聞いてくるのですが、先生は説明しません。「自分で、説明書を見てください。」
なんでも人が教えてくれると思ったら自分で考えなくなります。人が教えてくれるものだ、と思ってしまいます。
初めてのもの、困難に当たった時に、誰かが解決法を教えてくれないから、だから越えられない(と思っている)人間に育ってしまいます。
自分で、越えられる。確信を持てるように。
考えたら、自分で工夫すれば分かることは、(限界までは)わざと教えない。そんなことにも気を付けています。
お子さんたちは実は、大人が思うよりも困難を楽しみます。ちょっとむずかしい。だからこそ、面白いという感覚。自分の力の見せどころでもありますよね。そしてうまくできたら、今回であればきちんと電車が動いたら、歓声が上がります。本当にうれしそうな顔をします。
つい教えたくなるのですが、ぐっとこらえる。