こんにちは。瀧口です。
昨日帰還いたしましたスペースアドベンチャーの、3日目の写真をUPいたします。
ふとんをたたみます。
朝ごはんです。
ペットボトルロケットを作ります。
こんな感じのものが出来ました。
自転車のポンプで、
発射します。
水の量を変えてみたり工夫していました。
その後、3日間で自分が学んだことを何か1つ、発表してもらいました。
全員同じ体験をしていたはずなので、全員知ってるじゃんと思うかもしれません。
でも、まとめる過程そのものが復習になったり、
他の人の発表で改めて聞くことで、また違った感覚が出てきたりします。
「ああ、宇宙ステーションってサッカーのグラウンドくらいの大きさっていう説明を受けたっけ。
宇宙空間でそんなものを組み立てるって、そういえば、確かにすごいよなぁ」
とか、なります。
ある女の子は、食事の絵を描いていました。ごはん、味噌汁、おかずなどの、普通の食事の絵です。
なんでつくばに宇宙飛行士訓練体験までして、食事の絵? まさか食事がめっちゃおいしかったとか言う気か!?
と思っていたら、その子は発表のときこんな説明をしました。
「私はいつもは食事が多くて食べられないとき、そこでやーめた、と
あきらめてしまっていました。
でも、今回は班での食事だったので、もう少しだけがんばって食べてみようと思って
食べると、意外と食べることができました。
閉鎖環境訓練のときにやったホワイトパズル(真っ白なパズル)のときも、
なにこれ絶対無理!と途中で思ったけど、他の子ががんばってるのを見てもう少しだけ
がんばってみると、完成させることができました。
私がここで学んだことは、無理と思ったことでも、あきらめなければ意外とできるということ。
あきらめないことは大切なんだ、ということです。」
私(瀧口)がこの3日間で伝えたかったことの1つに、
未来と今とはつながっている。今の日々の生活を大切に過ごすことが、幸せな未来を作ることなんだ。
というのがあります。
日々の生活の中で、自分を高めてもらいたい。
彼女は、食事という本当に日常から、気づきを得ていました。
いやー、感動しました。
発表後は、電車や新幹線で、帰還いたしました。
楽しい3日間でした。
みなさんお疲れ様でした!
瀧口幹浩