こんにちは! 瀧口です。
8月10日~11日に実施した「夏の絵日記 全部うまるキャンプ」の実施報告をいたします。
『おばあちゃん家の縁側のスイカ』をキーワードにした、田舎で楽しむキャンプです。
バスで山の中へ。
おばあちゃんち(風)。とりあえず料理が多い。
川遊びの準備をして
そばにある川で遊びます。
川遊びからの、かき氷です。
業務用の本格的なやつです。
カレーをつくります。
火をつけるだけで楽しいんです。
けむりが目に入ったり。
さし入れのトマトで熱中症予防。
線香花火を誰が一番長く点けていられるか選手権。
天体望遠鏡も持って行きました。月のクレーターに合わせただけなのですが、みんな意外と感動していました。……そういえば私も、そうでした。初めて自分で天体望遠鏡で月を見た中学1年生のとき、胸の真ん中らへんがきゅっとちぢんで、重くなったような感じになったのを思い出しました。
晴れていたので、星の観測会もしました。真っ暗なところへ降りて、夏の星座のお話などをしました。
寝る前に怖い話とかしていました。(寝るときは男女別の部屋で寝ています。)
【2日目】
おはようございます。
身支度を整えたら、カートンドッグというものを作りました。食パンに今回はチーズとウィンナーとケチャップをはさんで、アルミホイルでつつみます。
牛乳パックに入れて、火をつけます。
牛乳パックが燃えつきたらできあがりです。
その後、畑の収穫体験です。
とうもろこしがそのまま食べられるのは衝撃的でした。ゆでたみたいに甘かったです。
そしてお昼は流しそうめんです。この流すところもお子さんたちが用意しました。
たまに出現するトマトをキャッチする。が、逃げる。
今日も川遊びをしました。
ここにはオオサンショウウオもいました。(水底にいたので撮影はできませんでした。)
川遊びの後に、ドラム缶風呂に入りました。
こうやってみるとレジャー的ですが、意外と熱く体があったまって良かったです。
そしてスイカ割り。
タネ飛ばし大会してました。
そんな感じで終了です。あとはバスに乗って帰りました。
とりあえず、控えめに言って日本一のキャンプでした。
準備をしてくれたスタッフの気合の入った事前準備と、大人全員がキャンプの指導経験者でしたので阿吽(あうん)の呼吸で互いの役割を補いながらできたのと、お子さんたち自身が進んでお手伝いをしてくれたり、優しいお子さんたちでいい雰囲気のキャンプでした。
ちなみに私がこのキャンプで一番心に残ったのは、実は「流しそうめん」です。
流しそうめんのこと、私バカにしていました。軽蔑していたと言っていいです。
そうめんでしょ。そうめんを流すだけでしょ、なに食べもので遊んでるの。普通に食べたらいいのに、なんでわざわざ流すの。こんな流す場所まで作ってなにしてるの、と。
ところがどっこい。楽しいんですよ、これが。
お子さんたちが何人もわらわら並んで、上からそうめんを流す人がいて、ひょいと流す。
そしたらお子さんたちが歓声を挙げて、きゃっきゃきゃっきゃ「取れたー」とか「取れへん~」とか言う。上流の人が最初食べていても、下の人が取れへん~と言うと気を遣って少し待って取らなかったり。そうめんはえらい大量に用意されていて、全員が満腹になるまでエンドレスで流されて。
自分も実際に食べたのですが、そうめんが流れてくるわけですよ。それをこう無駄に反射神経を駆使して取るわけですよ。はしをトイに当てておくだけでも取れるのですがそれはプライドが許さないのです。かんたんな作業なのですが取れると結構うれしい。それが連続して起こる。おもしろくてどんどん取ってしまう。
たまにトマトが流れて「手で取ってはならぬルール」によりつかまえるのがむずかしく、きちんとはしでつかまえると賞讃される。そして単純に、そうめんがおいしい。このときスタッフが作ってくれていたナスとウィンナーの炒め物がまたえらくウマい。
単に、そうめんを、流すだけなんです。
なんでもないことなんです。
でも、楽しかったんです。
そんなくだらないことが、楽しかったんです。
たぶん、幸せってこういうことで。なんでもないことを楽しんで生きることが、幸せなことなんだろうなぁと改めて感じました。
自分が体験したことがないことを、やったこともないのに判断してはいけない。知っていたつもりですが、改めて実感しました。
多くの体験を。
心の豊かさを。
ガリレオサイエンス教室は、体験活動を通してお子さんの
『人生を自分らしく豊かに生きる力を育むこと』を目的に活動しています。
今後ともよろしくお願いいたします。
ガリレオサイエンス教室 瀧口幹浩